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「性交体位」とは

性交体位(せいこうたいい)

性交体位(せいこうたいい)】とは、二人が性交(性器を結合)しているときの両者の体の位置関係を表す言葉である。単に「体位」、または「ラーゲ(独:Lage)」とも言う。
一般の動物では交尾の際の姿勢は一定しているが、ヒトにおいては複数の体位があり、それを状況に応じて使い分け、あるいは時によって変更する。
日本ではこれらの様々な体位をまとめて「四十八手」と言ったりする。これは相撲の決まり手に引っかけたものである。
古代ギリシャではアリストパネスの喜劇「女の平和」の中に女たちが性交断ちの誓いをするセリフ「天井にスリッパをさしあげ(正常位)」「チーズ削りの上の雌ライオン式に立ち(後背位)」とあるのがその例となる。さらに「蛙」には「キュレネーの十二手式」なるものが出てきており、これは名高い遊女の名である。
また、古代インドの寺院には様々な体位で性交する像が並ぶものがある。
正常位」「後背位(バックスタイル)」「騎乗位」などが最もポピュラーな体位となっている。
日本映画・日本のテレビドラマに登場する濡れ場では、昔から布団をかぶった正常位が多いが、アメリカ映画では女性が男性にまたがった騎乗位が多い。
アダルトビデオでは変化を持たせるため、様々な体位が披露されるが、視覚的に興奮を覚える体位が必ずしも快感を得られる体位とは限らない。
また女性側にとっては、何度も体位転換があると興奮が中断してしまう場合もある。

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